2020年10月13日
TDK Corporation(TSE:6762)は、自動車用電子制御回路の電力線に接続するために使用される、自動車用電子機器で使用される新しい電力インダクタBCL322515RTを開発しました。 2020年10月より量産を開始します。
インダクタはTDK独自の材料技術と構造設計を採用し、小型(3.2x2.5x1.5mm)で高インダクタンス(47μH)を実現。飽和電流は0.72Aです。さらに、インダクターはコア材料として金属磁性材料を使用しており、そのサイズは、同様の特性を持つ従来のフェライト材料を使用した製品と比較して約35%縮小されています。定格電圧は40Vで、主電源回路に使用でき、車両の12Vバッテリーから直接入力されます。動作温度範囲は-55〜 + 155°C(それ自体の温度上昇を含む)であり、過酷な温度環境をサポートします。さらに、巻線と外部電極間の接続構造の設計により、開回路のリスクが低減され、高い信頼性が保証されます。
最近、自動車が情報通信や自動運転用の電子制御ユニットを持つことがますます可能になり、ユニット内の電源回路で使用されるインダクタの数も増えています。今後もBCLシリーズのラインナップを充実させ、小型化など自動車用電子機器に使用されるパワーインダクターに対するお客様のさまざまなニーズにお応えしていきます。
モデル | インダクタンス [μH] @ 1 MHz |
DC抵抗 [Ω] typ。 |
定格電流 私座った* [A] typ。 |
定格電流 私臨時雇用者**** [A] typ。 |
定格電圧 [V] |
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BCL322515RT-470M-D | 47.0±20% | 1.22 | 0.72 | 0.67 | 40 |