• 小型化されたMLCC、トップレベルの容量22μF（2012仕様）および47μF（3216仕様）、スムージングおよびデカップリングに適しています
• 省スペース設計を実現し、部品点数を削減
• AEC-Q200規格に準拠

TDK Corporation（TSE：6762）は、自動車用途に適したCGAシリーズ多層セラミックチップコンデンサー（MLCC）の新製品を開発し、世界クラスのコンデンサーを実現しました。^*なかでも、2012年仕様（2.0×1.25×1.25mm）の容量は22μF、3216仕様（3.2×1.6×1.6mm）の容量は47μFです。2020年9月に量産を開始しました。

安全性の向上という観点から、高度なドライバーアシスタンスシステム（ADAS）がますます重要になっています。同時に、自律走行をサポートする機能もますます確立されています。したがって、これらの特性を制御するICは常により多くの機能を提供し、ノイズを抑制するためにますますスムーズなデカップリングMLCCが使用されています。省スペース基板設計の観点から、小型化された大容量MLCCの需要は今後も増加していきます。

新製品は、従来の製品と比較して、サイズが小さく容量が大きいため、MLCCコンポーネントの数を減らし、省スペース設計を実現できます。今後もTDKは製品範囲を拡大し、拡大する自動車用途にサービスを提供していきます。

^* TDKの調査によると、2020年9月現在

用語集

• AEC-Q200：Automotive ElectronicsCouncilの自動車用パッシブコンポーネント規格
• スムージング：大容量コンデンサを充電および放電することにより、整流電流の脈動電圧の変動を抑制およびスムージングします
• デカップリング：電力線とアースの間にコンデンサを挿入し、電気負荷が急激に変化したときに一時的に電流を供給することで、IC電力線の電圧変動を抑えます。
• ADAS：高度なドライバー支援システム

メインアプリケーション

• 自動車用途における電子制御ユニット（ECU）電力線の平滑化と分離

主な機能と利点

• 世界最高級のコンデンサー（2012年仕様は22μF、3216仕様は47μF）
• サイズを小さくし、高容量を使用してコンポーネントの数を減らし、省スペース設計を採用します
• AEC-Q200規格に準拠しているため、高い信頼性を実現

重要なデータ