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Wi-Fi5GHz帯域のインピーダンス値を保証するノイズフィルターの商品化をリード

著者:村田恒夫
発行：:2021-01-04

株式会社ムラタマニュファクチャリング（本社：京都県長岡峡市、取締役社長・村田恒夫）が、Wi-Fi（無線LAN）通信周波数の1つである5GHz帯のノイズ低減設計のコンパクトモデルをリード。（0.6×0.3mm）ノイズフィルター「BLF03VKシリーズ」（以下、本製品という）が商品化されています。

Wi-Fiに使用される5GHz周波数帯は高速通信が特徴ですが、デバイス自体がこの周波数帯でノイズを放出すると、受信電波との干渉が発生し、データ処理能力や伝送速度が低下します。当社が開発したBLF03VKシリーズは、Wi-Fi通信に支障をきたす5GHz周波数帯のノイズを除去し、データ処理能力やデータ伝送速度の向上に貢献します。したがって、この製品は5GHz帯域のインピーダンス値を保証するノイズフィルターです。この製品は大量生産を開始しました。

主な専門分野

製品ラインナップは、5GHz帯で220オーム、定格電流0.8A、5GHz帯で60オーム、定格電流1.2Aの2製品で構成されています。
インピーダンス周波数特性を制御して、5GHz帯域でのノイズ対策の効果を最大化します。
コンパクトサイズ、0.6x0.3mm

BLFシリーズラインナップ展開

BLFシリーズ図

これまで、同社は目標周波数帯域をロックし、2.4GHz周波数帯域用の「BLF02RD_GNシリーズ」、700MHz周波数帯域用の「BLF03JD_GNシリーズ」および「BLF02GD_GNシリーズ」を含む、この周波数帯域のインピーダンスを保証するノイズフィルターを商品化しました。
今回は、5GHz帯に対応するノイズフィルター「BLF03VKシリーズ」を商品化することで、スマートフォンなどのWi-Fi接続環境での通信感度をさらに向上させました。今後も市場のニーズに迅速に対応できる商品を生み出していきます。